9月10日(日)に、地域づくりセミナー「然別湖の環境と気候変動」を鹿追町民ホールで開催します。
とかち鹿追ジオパーク推進協議会では、2021年に然別湖の結氷状況の観測に着手しました。また、全国の結氷する湖で観測を行ってきた専門家お二人と共同での研究をはじめました。
気候変動が進めば、毎冬、約4ヶ月間にわたって結氷してきた然別湖の環境が変化する可能性が高いです。
本セミナーでは、然別湖での観測をはじめた専門家二人に、結氷する湖のこと、然別湖のこと、そして研究の内容についてお聞きします。そして参加者の皆さんと、気候変動で失われゆく自然遺産とどのように向き合うのか考えます。
チラシPDFファイルはこちら
日時:2023年9月10日(日)15:00-17:00 (14:30開場)
会場:鹿追町民ホール ミーティング室 (鹿追町東町3丁目2番地)
対象:鹿追町民の方をはじめどなたでも
講師:大八木英夫(南山大学 総合政策学部 准教授)、知北和久(北海道大学 北極域研究センター研究員)
進行:金森晶作(とかち鹿追ジオパーク専門員/元南極観測隊員)
定員:40名先着順
申込:下記フォームよりウェブで受付/空きがあれば当日会場でも受付
参加費:無料
主催:鹿追町(担当:ジオパーク推進課)
その他:この事業は公益財団法人北海道市町村振興協会(サマージャンボ宝くじの収益金)の支援を受けて実施しています。
内容:
1.オープニングトーク:気候変動で失われる自然 元南極観測隊員の視点から
2.講演: 然別湖はどんな湖か/ 研究者が知りたいこと、わかってきたこと
3.グループディスカッション:失われゆくものと、どう向き合うか
大八木英夫(南山大学 総合政策学部 准教授)
専門は環境科学、自然地理学、水文学。自然界における水のあり方・分布・性質・由来ならびに水と人の相互関係の解明を研究課題としている。調査先は、熱帯地域の湖から、北海道の倶多楽湖、摩周湖まで幅広い。摩周湖では周辺自治体と連携しての長期モニタリングに取り組んでいる。
知北和久(北海道大学 北極域研究センター研究員)
専門は陸水学、水文学。アラスカや、ヒマラヤをはじめ世界各地をフィールドに、氷河や湖、河川などでの観測を通して水の循環に関する研究を行ってきた。また、北海道の倶多楽湖では凍結の仕組みについて総合的な観測を主導してきた。北海道大学を定年退職後も、北極域研究センター研究員として精力的に研究活動を行っている。
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